楽器をリラックスして「持つ」と「保持する」の違いに気づく。

上達するための価値観

こんにちはニシザワです。

めっきり涼しくなってきました。

気温の変化に身体や精神が対応しきれなく
なったりする季節の変わり目でもあります。

くれぐれもご自愛ください。

さてウクレレの持ち方でピッキングのしやすさが変わります!


持ち方といっても逆さに持つとか
裏返すとかではなく(笑)

どのようにして持つか?です。

一度想像してみてください。

いつもどのようにしてウクレレを持っていますか?

抱えるようにして持つのか
支えるようにして持つのか
掴むようにして持つのか…

弾いている時は自分では気づけないけど
表現はいろいろありますよね。

ある教則本には「小脇にはさむ」とありますが
ではその本に書いてある通り
2の腕と肋骨あたりではさむのでしょうか?(ていうか実際に小脇ってどこ?)

その持ちかたで終始演奏して
安定した演奏ができますか?
もう一度想像してください。

初心者にありがちなのは押弦を意識しすぎて
全体に力が入り強く持ちすぎて


指や手首の自由が妨げられてしまうことです。

逆に

ゆるく持ちすぎては大きな運指移動の際に
バランスを失ってミス、または

演奏が中断してしまうことも…。

最小限の力で持てば余分な力はいりませんが
力を入れずに済ませるには自分の音をよく聞いて
綺麗に鳴っているかを

判断する冷静さと余裕が必要です。

もう一度考えてください。
ウクレレをどのようにして持つか?


その重さや鳴らしたい音に必要最小限のホールドの強さがあれば


落とす心配も無く指や手首の動きを妨げずにスピードも保てます!

しかしながら曲によっては
力強く弾きたかったり


曲中で強弱をつけたい箇所ではやはり
それなりの勢いというか力が必要です。

肩の力を抜いて、とか呼吸を止めない、
とか指板をのぞき込まない、とか


巷ではいろいろな情報が飛び交っていますが

終始その状態を保つのは初心者には現実的ではありません。

何が言いたいかというと

「その時々の状況で持ちかたは変わる」ということです。

優しく繊細に弾きたい時は
ピッキングの力も押弦の力も最小限に。

一箇所に力が入ると身体全体も力が入ってしまうからです。
力が入ると音の繊細さが失われます。

力強く引きたい時は相応の力で
ウクレレを支えてやることも必要です。

必然的に押弦する力も強くなるでしょう。

この場合に大事なのは身体の一箇所に力が入ってしまうことを
許すことも必要だということ

強弱の強をどこでつけるか?を意識することです。

脱力にこだわって曲の強弱をがつかなくなったりしては
曲の良さも打ち消されてしまうことにも繋がります。

ということでウクレレの持ちかたについて考察しましたが
まとめますと

1.基本は軽く

2.曲によってはしっかり支えて持つ

3.強弱をつけたい時は各部にそれ相応の力が入ることを許す。

以上を意識していけば終始リラックスして
演奏することが


楽にできるようになるでしょう!

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